タクシーと、事務局と、そこで働くひとたち。

適性診断って本当にあてになるの?その1

適性診断とは

タクシー乗務員になるときに受ける性格診断のようなものです

独立行政法人自動車事故対策機構「NASVA」が提供するものなのですが、ちょっとしたテレビゲームのようなものをして、その結果から運転の傾向をはじき出します

それを運行管理者は見ながら管理していくわけですね

何がわかるのか

  1. 判断・動作のタイミング
  2. 動作の正確さ
  3. 注意の配分
  4. 安全態度
  5. 感情の安定性
  6. 協調性
  7. 気持ちのおおらかさ
  8. 他人に対する好意
  9. 危機感受性

の9つです

1.判断・動作のタイミング

こちらが早いと「動作本位」という形で判断されます

いわゆる、「行動が先、確認は後」ということになってしまいます

これが常習の運転のくせになっている場合、横断歩道などを通過するときに自転車などに気付かず、接触事故に繋がる可能性が高いです

2.動作の正確さ

ここはさすが現役のドライバーということで、落ちている人はめったにいません

適切なタイミングで様々な操作を行えるかという項目です

3.注意の配分

左右に同じように意識を払えているかということです

俗にいう周辺視野ということ

これがどちらかに偏ってしまうと、車の片側だけよくこすったり右折左折どちらかの事故が多くなったりといいことがありません

 

長くなりそうなので残りは明日……

 


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