タクシー運転手には様々な経歴を持った人が多くいます。
その中で自称、気功を操る乗務員がいるのでプチエピソードを紹介しようと思います。
彼はオレンジのジャージで颯爽と現れる――
いつもの16時。
彼の出勤は早い。
オレンジのジャージを身にまとい何が入っているか分からない鞄を持ってくるのだ。
だがその正体は、自称、気功を操る弊社の自慢のお医者さまなのだ。
いわば浪速のブラック・ジャック。
彼の前で体調不良を口に出してはいけないと暗黙のルールが実しやかに語られる我が大阪タックングループ。
口にしようものなら、彼が動き出すのだ。
体内の不調、例えば「体が怠い」「風邪をひいている」等々の症状なら、サッとどこからかオフダ(ただの厚紙の切れ端)に「葛根湯」と書き、半ば強制的に渡してくる。
彼が言う。
「それを肌身離さず持っていればよくなるよ」
まるで菩薩のようではないか。
もちろん、それを持っているだけで治ることはない。
健全な食事と十分な睡眠によって体調を整えることで、免疫を高めることが重要だ。
では、「膝が痛い」や「肩が痛い」などはどのように癒してくれるのであろうか。
彼は気功の達人であり、人の痛みを和らげることなど造作もない。
足が痛いというならば、その人の前に跪き、静かに膝の前に手を近づけ、しばらく気功による治療を行うのだ。
そしてもちろん最後には「葛根湯」のオフダを渡してくる。
「それを肌身離さず持って入ればよくなるよ」
まるで菩薩のようではないか。
もちろん、それを持っているだけで治ることはない。
適切な医療機関にかかり、辛抱強く治療に専念することが必要だ。
ここまでのエピソードで彼が気功の達人であることは疑いようもない事実なのだが、更に納得させられてしまうエピソードがまだある。
年齢による体の不調というものは誰しもが感じるものであろう。
弊社でも昼勤の者で年に一回、夜勤の者で年に二回の健康診断を受けている。
その結果を見ると、なんと彼の糖尿に関する値が異常に高いではないか。
これは彼にお医者様の治療や対策をしているかを聞かなければならない。
[chat face=”nekokao1.png” name=”私” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]糖尿の値が高いですけど、何かされてます?[/chat]
[chat face=”man1″ name=”気功の達人” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]気功で治してるから大丈夫。[/chat]
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 気功で治してるから大丈夫。 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
なんということであろうか。
これが達人の妙技だろう。
なんと他人だけではなく、自分の不調も治しているとはこれは驚きである。
もちろん、これだけで治ることはない。
数値が高い事はまごうことなき事実であり、何度も言っているように適切な治療が必要である。
さあ、あなたもこの乗務員と共に働きたいと思い始めたことだろう。
いつでも大阪タックングループはあなたのご連絡をお待ちしております。よ。
気功ってスゲー。