タクシーにとって金曜日はまだまだ忙しい。
花金
タクシーの乗務員さんたちがこぞって出勤する日。
それが金曜日。いわゆる花金である。
平日より目に見えて歓楽街にはお酒を召したお客様が溢れ、タクシーは忙しい楽しい大好き!みたいな営業を行うことになります。
だが、人の多い金曜日だからこそ、トラブルなどの件数も増えるというものなのです。
今回はよくあるトラブルについて何件か例を挙げてみようと思うわけなのです。
Case.1 お客様が起きない。
もうお客様楽しみすぎちゃって家まで戻る際のHPが残ってない場合が多い。
薬草を携帯していないタクシー乗務員にはかなりの強敵である。
基本的に乗務員さんはお客様の体に触れることが出来ないため、ひたすら大声で「お客さん!起きてくださいよ!」と叫ぶだけになってしまう。
そしてそれでも起きなければ警察のお世話になってもらう。
警察が来ても起きない方もいますが、警察も解決しなければ帰れないのでそれなりに頑張ってくれます。
ただ私が一度試していただきたいことがあります。
あの、私も試したことがないので自己責任でお願いしたいんですけど、シューベルト作の「魔王」を最大音量で流してほしいんです。
絶対起きると思うんだよなコレなぁ!
とぅるるるるるっとぅとぅっとぅっとぅ~↓のとこでもう起きると思うんだよなコレなぁ!
Case.2 当たった当たってない問題。
出来れば乗務員さんもミナミの中へと進んで入って行きたくはない。
人が多くて狭くて「もーっ!」ってなる。
ただお客様に指示をされるとなかなか断りづらいもの。
そこで起きてしまうのが、車両に通行人が当たった当たってない問題である。
通行人もお酒を召しているとちょっと気が大きくなったりしてしまうもの。
意味わからないところでオラついたりしたくなるんでしょう多分。
ですがこれの解決策は一つ。すぐ警察を呼びましょう。
そのままその場を離れてしまうとひき逃げだの言われてしまいますのでなるべく速やかに安全なところに停車して状況を整理すべきです。
時間はかかりますが、適当に処理すると後々自分に返ってきますから、適切に対処しましょう。
Case.3 お金持ってない問題。
持ってないわけないのだが、なぜか持ってないと言い張る輩がいる。
本当に頑として「お金がない」と言い張る。
お家の前に行けるならお客様に着いて行って家の前でお金を頂くのが100点。
「なんでついてくんねん!」って言われたら、「お客様にお金を取りに行っていただいてるのに私が車の中で待っているわけにはいきません!会社にもそういわれています!」と言えば紳士アピールもできるやん?
どうしても車から離れられない場合は、ケータイ電話を置いて行ってもらいましょう。
現代っ子からしたらスマホを置いていくということはすべてを置いていくと言っても過言ではありません。一番効果的なものです。
ごく偶に、本当にお金を持っていない人がいます。
なんで乗ったし。
その場合は免許や会社の名刺など個人を特定できるようなものを写真にとって、領収書の裏などに直筆で払う旨の文言を書いてもらいましょう。
まだ色々トラブルはありますが、それはまたの機会に!(ネタのストック)
本日稼ぎ時!乗務員の方は気を付けていってらっしゃい!
その他の人は盛大遊んでくださいね!
私は明日も仕事です!
それでは!